1番人気ヨーホーレイク(牡6、友道)が2年5カ月ぶりの復活勝利を挙げた。中団前方から抜け出し、同じ勝負服のボッケリーニ(牡8、池江)との激闘を頭差でしのいだ。屈腱炎による2年以上の休養から復帰3戦目での快気V。今後は秋のG1戦線へ備える見通しだ。人気を集めていたロードデルレイ(牡4、中内田)は本馬場入場後に左後肢ハ行が判明して競走除外となった。

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黄、黒、青。同じ勝負服の2人が肩を並べてゴールを駆け抜けた。内の岩田望騎手は、外のモレイラ騎手から「おめでとう」と声をかけられた。「半信半疑でしたけど」。頭差で追い上げをしのいだのはヨーホーレイク。中団前方から抜け出し、2年5カ月ぶりの復活勝利を果たした。

「今日は非常にいい馬場だったので、後ろからでは届かないと。いいポジションで競馬ができた」

待ちに待った快気祝いだ。重賞初制覇となった22年1月の日経新春杯の後に屈腱炎が判明。2年2カ月もの休養に入った。友道師も「もともとダービー(7着)の時から期待していた馬。(復帰後)3戦目でようやく勝ててよかった」と満面の笑み。所有馬ワンツーの金子真人オーナーと握手で喜びを分かち合った。

今後についてトレーナーは「なんとかG1をとらせたい。秋に備えます」と見通しを示した。全兄のボレアスとカミノタサハラも重賞勝ち馬という良血。目指すは一族念願の頂点だ。前日5月31日の24歳誕生日を自ら祝った鞍上も「もっと上を目指せるのでは」と見込む。6歳にしてキャリア10戦。レイクはまだ底を見せていない。【太田尚樹】

◆ヨーホーレイク ▽父 ディープインパクト▽母 クロウキャニオン(フレンチデピュティ)▽牡6▽馬主 金子真人ホールディングス(株)▽調教師 友道康夫(栗東)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 10戦4勝▽総獲得賞金 1億9135万9000円▽馬名の由来 カナディアンロッキーの湖。