サトノカルナバル(牡2、堀)の最終追い切りはソフト仕上げとなった。函館ウッドで4ハロンから55秒0、ラスト40秒0-13秒0を馬なり。初めてまたがった佐々木騎手は「競馬を経験していながらも、テンションの高ぶりは表向きには出ていない。背中もいいし、人が促した分だけ動いてくれる感じ」と冷静に感触を述べた。
6月22日東京の新馬戦(芝1400メートル)をレーン騎手で7馬身差の圧勝。抜群のスタートから5番手に控え、直線残り400メートルを切って先頭に立つと、あとは見せムチ程度で後続をぐんぐん引き離した。
レース後の初時計は7月3日の美浦坂路4ハロン59秒0と軽め。函館への輸送を挟んで中2週、強い調教は必要なかった。
3年目の鞍上は、昨年函館18勝で開催リーディングに輝き、今年も最終週を残して9勝で4位につけている。「前回ああいう形で勝っているので、落とせない気持ちで臨みます」。自身の重賞初制覇もかかる一戦に、気を引き締めた。
過去55回、北海道以外から転戦してきた馬の優勝はない。しかし輸送の便が良くなって久しく、ジンクスが破られない理由はない。新たな歴史が刻まれるか。

