春秋連続の日本遠征だった香港馬ビクターザウィナー(セン6、C・シャム)は6着に敗れた。

高松宮記念は3着に逃げ粘ったが、この日は好位に控える形。直線はしぶとく伸びたが、最後は力尽きた。モレイラ騎手は「ベストは尽くしました。終始、少し緩い馬場を気にしていました。前を走る馬のキックバックを避けるために進路を外に取らざるをえなかったことも影響したと思います」とレースを振り返った。

シャム師は安田記念のロマンチックウォリアーに続く管理馬の日本のG1制覇はならず。サバサバした様子で、「ペースが速かったです。モレイラ騎手も最善を尽くしてくれました。結果は妥当だったと思いますし、私も失望はしていないので、12月(の香港スプリント)に向けて、また仕切り直していきます」と前を向いた。順調に調整が進めば、12月8日に地元で行われる香港スプリント(G1、芝1200メートル、シャティン)で日本馬と再戦することになる。

もう1頭の香港馬ムゲンも13着に沈み、10年ウルトラファンタジー以来の香港馬によるスプリンターズS制覇はならなかった。