有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の共同会見が18日、東西トレセンで行われた。
菊花賞馬アーバンシック(牡3、武井)を管理する武井亮調教師(43)が自身初のグランプリへ意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
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-最終追い切りを終えて
前走後いったん放牧に出して、帰ってきた後はすごく馬が良くなっていたな、という印象でした。先週の追い切りが全体としては良かったんですが、もう少し動いてほしいなというのがあったので、今日はいつも通りの折り合いの確認としまいの動きを確認してほしい、ということで追い切りました。
-ルメール騎手は「メンテナンスくらいの追い切り」と言っていた
イメージとしてはセントライト記念から菊花賞は1回使って馬がぐんと良くなったな、という感じ。菊花賞後は2回使ったことに関しての上積みはあまり感じなくて、ただやっと今、肉体的な成長が来たなという部分があって、その分の上積みがありますけど、そういうところを確認してほしい、という感じでした。
-秋に急成長した
元々能力は高いと思っていましたけど、それをレースで出せるようになりました。
-気性面の成長は大きい
春から秋にかけて、レースでパフォーマンスを出せるようになっているのはそこが一番大きいと思います。
-肉体面の成長も大きく心肺機能がいい
心肺機能は元々高くて、今回それがさらに良くなっている感じではないですけど、見た目にも少しパワフルになって、この馬はだいたい同じくらいの体重ですけど、今回は少しプラスくらいでいけそうです。肉体面の成長が始まってきたようなイメージですね。これで来年に向けてもっと成長してくれると思います。
-ルメール騎手が継続騎乗
めちゃくちゃ心強いですね。ここを使うと決まった後も乗ってくれるという確約はなかったので、選んでくれないかなとは思っていました。
-ピースがそろった中で初の有馬記念
すごいメンバーがそろっているなと思います。アーバンシック自体は3歳としかやったことがないので、上の世代との力関係は分からない中ですけど馬としてはいい状態になっているなと思います。すごく強いと言われている馬との対戦は楽しみですし、自分たちの世代のダービー馬に菊花賞では勝ちましたけど、その他2戦では負けているので、その馬だけじゃないですけど、いい状態でやれることは楽しみだと思います。
-3歳馬も好結果を出しているレース
クリストフに「前回菊花賞を勝った後に有馬記念を勝った馬は知ってる?」と聞かれて「分からない」と言ったら「サトノダイヤモンドで僕が乗っていたんだよ」と自慢されたので、今回も勝ってくれないかなと思います(笑い)すごく楽しみです。
-中山芝2500メートルという舞台については
距離は全然心配していないですし、すごくパワーがある馬なので、坂を上がってからさらにひと押しいける馬なので、すごく合っている条件じゃないかなと思います。セントライト記念は外回り、というところもありますけど、坂を完全にこなしているので自信を持っていけますね。
-同世代には負けたくない
タイトルで言えば最優秀3歳牡馬はどれか、と決まっていないと思うので、ここで印象づければかなり近づくと思います。
-ファンへ
アーバンシックは2歳の頃からすごい馬だなと思っていましたけど、それをレースで発揮させることができなくて、秋からパフォーマンスを出せるようになって、菊花賞を勝ってからさらに上がったなという状態でグランプリに行けるので自分も楽しみですし、ファンの皆さまにも応援してもらいたいなと思います。

