新たな世界へ飛び込む同期の前で決めました。
戸崎圭太騎手(44=田島)がフラワーCをレーゼドラマ(牝、辻野)で制し、JRA通算1600勝を達成しました。レース後、恒例の表彰式がウィナーズサークルで行われましたが、戸崎騎手の隣にはターフィー人形を手にしたスーツ姿の男性が。「それ俺に渡すやつだよ!」と戸崎騎手に突っ込まれていたのは、騎手を引退し18日に調教師試験に合格した森泰斗騎手(免許は3月31日まで)。人形を手渡しし、記念撮影に写っていました。
聞けば森騎手は番組収録のため中山競馬場を訪れていたそう。2人は地方競馬教養センター時代の同期。戸崎騎手が「泰斗が来ている中で勝てたことはうれしく思います」と言えば、森騎手も「彼は僕より早くブレイクして、すごく引っ張ってくれましたね。彼が頑張っているなら僕も頑張ろうという気持ちで乗ってきました。メインレースのこういうタイミングで決めるところが持っているところですよね。同期として誇らしく思います」と笑顔を見せていました。
中央、地方の違いはありますが、戸崎騎手が森騎手の管理馬にまたがる、なんて夢も、いちファンとしては広がります。森騎手も「そういう機会があればいいですね。依頼を断られないような馬を作っていけるように頑張ります」とにっこり。2人合わせて8000勝超え(中央・地方含む)。南関東ファン垂ぜんの同期コンビに、今後も注目です。【桑原幹久】

