強敵が消えた-。ジャックルマロワ賞(G1、芝直線1600メートル、17日=フランス・ドーヴィル)に出走予定だった英国のG1・3勝馬ロザリオン(牡4、R・ハノン)が回避することになった。

現地時間15日夜、管理するリチャード・ハノン調教師がSNSで発表し、レーシングポスト電子版など各メディアが報じている。ハノン師は「今週の調教で脚を打撲し、治療は済ませましたが、完全に納得のいく状態ではありません」と説明している。

ロザリオンは2歳時にフランスのG1ジャンリュックラガルデール賞を制覇。3歳時は英2000ギニーで2着に敗れたものの、愛2000ギニー、セントジェームズパレスSを制した。今シーズンは始動戦だったロッキンジSで3着の後、クイーンアンS、サセックスSで2戦連続2着。昨年、今年はマイル戦のG1のみを走ってきた欧州のトップマイラーで、レーティングはトップの存在。ブックメーカー各社はジャックルマロワ賞へ向けた前売りで断然の1番人気の評価を与えていた。打撲は軽傷のため、来週にヨークで行われるシティオブヨークS(今年からG1に昇格)へ向かう見込み。

今年のジャックルマロワ賞には日本からアスコリピチェーノ(牝4、黒岩)、ゴートゥファースト(牡5、新谷)が参戦。98年タイキシャトル以来となる日本調教馬の勝利を狙っているが、強敵が1頭消えたことになる。ジャックルマロワ賞はJRAが日本で海外馬券発売を行う。