2番人気ホウオウルーレットが最後の直線で内から抜け出し、前走のシリウスSから連勝で重賞2勝目を挙げた。このレースは岩田康誠騎手(51)が13年ぶり3勝目、栗田徹調教師(47)は初制覇となった。
手の合う鞍上が見事に導いた。道中は中団の外めを追走。2周目の3角で内に潜り込むと、そのままラチ沿いを突いた。「地方競馬は合うと思っていた。あとは小回りのコーナリングがどうかと思ったけど、馬が応えてくれて良かった」と岩田康騎手。流れの緩さでこれまでよりも前の位置に付け、立ち回りのうまさで初の浦和にも対応した。
栗田師は「出るからには最低でも賞金を加算したいと思っていた。結果が1着でうれしい気持ちとホッとした気持ちです」とうなずき、賞金を加算したことで「年末に向けてしっかりやっていきたいと思います」と気を引き締める。ルーレットの半兄オメガパフュームは東京大賞典4連覇を達成した名馬。出走がかなうなら12月29日大井の東京大賞典(G1、2000メートル)を目指す意向だ。【牛山基康】
ホウオウルーレット▽父 ロージズインメイ▽母 オメガフレグランス(ゴールドアリュール)▽牡6▽馬主 小笹芳央▽調教師 栗田徹(美浦)▽生産者 岡田スタツド(北海道新ひだか町)▽戦績 26戦7勝(うち地方1戦1勝)▽総獲得賞金 2億1030万8000円(うち地方4000万円)▽主な勝ち鞍 25年シリウスS(G3)▽馬名の由来 冠名+カジノゲームの一種

