JRA栗東トレセンで20日朝に競馬関係者以外の車が侵入して暴走した件について、同トレセンの大野一直場長が同日に謝罪のコメントを出した。
「今回このような事案が発生したことを深くお詫びいたします。今後は入門管理をより厳格に行い、再発防止に努めます」
すでに調教が行われていた20日午前7時半ごろに、女性が運転する軽自動車が場内を暴走。馬以外通行禁止の馬道を通った上で、調教コース外周にある幅の狭い側道(歩行者および自転車用)を接触しながら走行して、練習用のゲートが設置してある2コーナー付近で停止した。
JRA栗東トレセンの説明によると、女性は近隣の企業の従業員で、競馬関係者ではない。
場内は関係者以外は立ち入り禁止となっており、調教時間中には車両は通行証がないと入場できないが、車内のダッシュボードに勤務する企業の通行証を置いていたため、入場門で保安隊員が誤認して通過させてしまったという。場内は時速20キロの制限速度が定められているが、同40キロ前後で走行していたとみられる。JRAでは「極めて危険な事象」と指摘した。
現時点で人馬の被害は確認されておらず、施設の破損も報告されていない。本来なら通行できない車両を通してしまったことから、警察への被害届を提出する予定はないという。
軽自動車は右前部や左のドアミラーなどが破損しており、多数の擦り傷もあった。走行が不可能となったため、後日にレッカーで移動する予定となっている。
滋賀県栗東市にある栗東トレセンでは、約2000頭の競走馬が調教されている。

