金鯱賞(G2、芝2000メートル、中京、1着馬に大阪杯優先出走権)が行われる3月15日は、武豊騎手の誕生日だ。これまで誕生日に挑んだJRA重賞は8戦4勝。92年阪神大賞典のメジロマックイーンや、98年中山記念のサイレンススズカなどでバースデーVを飾っている。レジェンドは「誰も祝ってくれないから、自分で祝うしかないよね」と笑う。

デビュー40年目、15日で57歳を迎えるが、柴田善騎手や横山典騎手ら先輩も第一線で活躍し続けている。「先輩が2人、頑張っているからね。(横山典騎手3000勝の)現地にいたかったな。ずっと準備はしてたんだけど」。後輩たちをけん引しつつ、ベテラン同士で互いに高め合う。

5度目のバースデー重賞Vに向けて今年、タッグを組むのはジューン“TAKE”…ならぬジューンテイク(牡5、武英)。

1週前追い切りに騎乗して感触をつかんだ。「思ったより引っかかるなと。佑介(前走に騎乗した藤岡佑師)も『調教は結構行きます』と言っていた。(開幕週の中京は)どスローになったり、ハイペースになったり、どっちもあるから流れに乗せたいね」とイメージした。

40年連続重賞勝利もかかる記念日に「最高の結果を-」。3月15日にかける意気込みを示して締めくくった。【下村琴葉】

◆武豊騎手のバースデーJRA重賞勝利 92年3月15日の阪神大賞典(メジロマックイーン)が初のバースデー騎乗で重賞V。その後、97年フラワーC(シーキングザパール)、98年中山記念(サイレンススズカ)と誕生日重賞騎乗機会3連勝を果たした。4勝目は08年ファルコンS(ダノンゴーゴー)。直近は20年フィリーズレビュー(ミズリーナ)の11着で、誕生日のJRA重賞通算は8戦4勝。