昨年のジャパンC覇者で、欧州年度代表馬、ワールドベストレースホースに輝いたフランスのカランダガン(セン5、F・グラファール)が15日、パリ郊外のサンクルー競馬場でドバイシーマC(G1、芝2410メートル、28日=メイダン)に向けた2週前追い切り(レースコースギャロップ)を行った。
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現地フランスの競馬専門メディア「エキディア」電子版は追い切りを見守ったグラファール師のコメントを紹介。グラファール師は「いつもよりハードな追い切りが必要で、いい動きだったので、私も満足しています」と調教内容について語り、「(連覇がかかる)サンクルー大賞(G1、芝2400メートル、7月5日)でこのコースを走る可能性もありますから。その前にドバイへ向かう予定です。現在の状況から渡航には多少の不確実性がありますが、今のところ、遠征の準備は万端です。アガカーン王女(ザラ王女)もドバイ遠征に意欲を見せています」と、ドバイに遠征する予定に変わりがないことを伝えた。
また、「サラブレッドデイリーニュース」電子版はアガカーンスタッズのレーシングマネジャー、ネモネ・ルース氏のコメントを掲載。ルース氏は「もしドバイへ行くなら来週の土曜(21日)に輸送します。今週いっぱいを使って状態を評価し、中東情勢を踏まえて、おそらく金曜日に(遠征の)最終決定を下すでしょう」と見通しを語った。中東の情勢については、すでにメイダン競馬場に滞在しているアガカーンスタッズのスタッフと連絡を取り合っていることを明かし、「現地のスタッフは特に危険を感じておらず、警戒もしていませんが、状況は刻々と変化しており、これまで経験したことのない事態です」と気を引き締めている。

