フォーエバーヤング(牡5、矢作)が2着に敗れた。昨年のこのレースで3着に敗れた後は米国競馬の頂点BCクラシック制覇、昨年に続くサウジC連覇達成など快進撃を続けてきたが、1年ぶりの黒星を喫した。

レースはスタートを決めて2番手を確保。逃げたマグニチュードをがっちりマークして運んだが、4角では昨年同様激しく坂井瑠星騎手の手が動いた。楽な手応えで振り切りにかかるマグニチュードを懸命に追いすがったが、最後まで捕まえることはできなかった。

昨年同様に馬とスタッフはサウジC後、すぐにUAEに移動した。その後、米国によるイラン攻撃があり中東情勢が緊迫。他の日本勢に遠征取りやめや早期帰国などを選択する陣営も出る中で、情勢を見極め、現地のスタッフたちと意思疎通をした上で参戦を決断した。メイダンでの調整は順調に進み、自信の仕上げでリベンジの一戦に臨んだが、最高の結果につなげることはできなかった。

◆ドバイワールドカップ 1996年に創設されたドバイで行われるG1。創設当時は世界最高額賞金レースを誇り、その後も世界を代表する高額レースとして注目を集める。日本馬は過去に11年ヴィクトワールピサ、23年ウシュバテソーロが勝利している。

◆世界の主な高額賞金レース 世界最高額賞金レースがサウジC(1着賞金約15億5000万円)で、次位がドバイワールドC。それ以降は、オーストラリアのジ・エベレスト(1着700万豪ドル=約6億8600万円)、ゴールデンイーグル(1着525万豪ドル=約5億1400万円)と続く。日本ではジャパンCと、有馬記念の1着5億円が最高。