プロ野球番記者コラム

ソフトバンク痛い…主砲と中継ぎ離脱 若手の奮起を

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>

<ソフトバンク2-3日本ハム>◇16日◇ヤフオクドーム

投手交代を告げる工藤監督(撮影・今浪浩三)
投手交代を告げる工藤監督(撮影・今浪浩三)

分かっちゃいることだが、やはりソフトバンクにとってグラシアルとモイネロの離脱は痛い。2人はキューバ代表としてペルーで行われる国際大会に出場する。グラシアルの離脱期間は18日~8月7日まで。最短でのゲーム復帰は8月10日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)として、18試合は抜ける計算となる。この時点ですでにチームは100試合を消化しており、2人の合流後は残り40試合を切っている。「主砲」と貴重な「中継ぎ左腕」を欠く「夏休みの戦」で波乱が起きなければいいが…。

チームは後半戦連敗スタートとなった。今季は大きく勝ち越して苦手意識も癒えた? はずの日本ハムに初の連敗を喫した。栗山ハムから時節がら贈られた「お中元」は何とも苦々しい2つの黒星。7ゲーム差をつけての前半首位ターンから、5ゲーム差に詰められた。追われる立場は接近には過敏だが、考えてみれば5ゲーム差もある。まだまだジタバタする必要はなかろう。

2人の助っ人が不在の間は、若手の奮起に期待するしかない。その意味では開き直った采配もできるだろうし、開幕からここまで異常な故障禍の中で首位に立っているのも「若き力」の貢献度があってこそ、である。今宮の戦列復帰は近そうだが、それも慌てることもない。「兵力」のつぎ込みどころはまだまだ先ではないだろうか。

チーム3連敗は約1カ月半ぶり。久々の黒星続きにまだ動揺などしていないとは思うが、ベンチがばたつくことがさらにマイナスのスパイラルを呼び込む。泰然自若とまでは言わないが、豊富な戦力の使いどころをきっちり見極めれば、熱い夏も乗り越えられるのではないだろうか。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

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