プロ野球番記者コラム

着実に回復 巨人小林の穴を埋められるのは小林のみ

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1軍復帰へ、また1歩近づいた。巨人小林誠司捕手(31)が左尺骨骨折のリハビリに日々励んでいる。8日はジャイアンツ球場の室内練習場でバズーカ砲をさく裂させた。左手には黒いサポーターを巻き、両足に防具を着けた状態で、本塁から二塁ほどの距離でスローイング練習を行った。ケガは左手で、右手は問題ない。試合さながらの強肩で練習相手を務めたトレーナーに投げ込んだ。

左尺骨骨折から復帰を目指す巨人小林は、防具を着け送球練習をする(撮影・久永壮真)
左尺骨骨折から復帰を目指す巨人小林は、防具を着け送球練習をする(撮影・久永壮真)

これまでのリハビリと違ったのはこの後だ。トレーナーからの返球を骨折した左手にはめたミットで捕球した。

以前はボールかごから、手でボールを取りだして投げていた。ケガを負った21日阪神戦では5回に死球を受けた直後の6回、左腕が折れた状態でサンチェスの投球練習を受けた。患部はひどく腫れ上がっており、そのままイニングには入れず交代。原監督が「あれだけ(痛みに)強い男が痛いと言って」と驚くほどの激痛だった。もちろん軽く投げたトレーナーとサンチェスではもちろん球威は違うが、着実に回復してきている。

打撃練習に関しても以前とは違った。右手1本でティー打撃を行った時期もあったが、両手でバットを持った。力を入れずにバットにボールを当てるだけだが、インパクトの瞬間まで両手を離さなかった。「トレーナーの皆様のおかげで順調に回復しています。日々感謝して、1日でも早く復帰できるよう頑張ります」。現在の1軍捕手は炭谷、大城、岸田の3人態勢だが、小林の穴は小林にしか埋められない。1日でも早い復帰をファンは待っている。

左尺骨骨折から復帰を目指す巨人小林は、左手も添えてティー打撃を行った(撮影・久永壮真)
左尺骨骨折から復帰を目指す巨人小林は、左手も添えてティー打撃を行った(撮影・久永壮真)

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