夏春連覇に挑む作新学院(栃木)が、48年ぶり出場の帝京五(愛媛)に9-1で快勝した。

 帝京五の元ロッテ小林昭則監督(49)が完敗を悔やんだ。3点を追う2回1死一、三塁で初球にスクイズ敢行も、打者が空振りし得点できず。「まず1点の気持ちからですが、大関君にうまく低めに投げられた。相手打者にはどの球種もフルスイングされていた。クセを見抜かれていたのか」と首をかしげた。ただ、9回2死から学校初得点を記し「この悔しさを次につなげたい」と夏に目を向けた。