加藤学園が第2シードの実力を発揮し、清水東に快勝した。植田颯斗外野手（1年）が、3打数3安打1打点の活躍。0－1の3回裏無死二塁、甘い直球を振り抜き、中前へ同点適時打を放った。

「監督には、思い切りの良さを評価されている。勝利に貢献できてうれしいです」と胸を張った。1年生の活躍に上級生も奮起。この回、4点を奪って逆転した。米山学監督（41）は「（植田は）能力のある子。この経験を財産にしてほしい」と期待した。浜松南との3回戦に向け、植田は「自分の役割を果たしたい」と、冷静に次を見据えた。