第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)の出場32校を決定する選考会が24日、大阪市内で開かれ、昨秋の秋季関東大会を制して確実視されていた高崎健康福祉大高崎(群馬)が、6枠ある関東・東京の代表として選出された。

午後3時11分、出場決定を知らせる電話が鳴った。高崎市内の同校で加藤陽彦校長が受け、すぐにグラウンドで吉報を待っていた青柳博文監督(47)以下、選手たちに吉報を届けた。主将の戸丸秦吾捕手(2年)は「この日を待っていました。僕たちの代は初めての甲子園です。精神面でも落ち着いて戦えるように準備したいです。近畿勢と戦ってみたいです」と抱負を語った。先発の下慎之介投手(2年)も「甲子園ではチームを勝たせるピッチングをしたいです」と言った。同校の選抜出場は2017年以来3年ぶり4度目。