元メジャーで、独立リーグのBC・埼玉に加入した田沢純一投手(34)の母校がタイブレークの末、3回戦に勝ち進んだ。

2回に犠飛で同点にしたが、打線が3回から8回まで相手左腕に沈黙した。

八木沢辰巳監督(47)は「つなぐ意識が足りなかったかな」と打撃陣の奮起を促した。その一方で先発左腕山本悠斗投手(3年)に関しては「一生懸命に練習に取り組んできたから『1』をつけさせた。期待に応える投球だった」と賛辞を送った。当の山本は「田沢先輩」の日本での投球に注目。この日も「先輩に負けないように、投げた」。

松江光彦(48)部長は、田沢を中学時代から見て来た。田沢には「1日も長く現役を続けることが大事」とエールを送っている。