九州王者の大崎(長崎)は1-2で福岡大大濠に惜敗し、初出場初勝利はならなかった。
相手のドラフト候補左腕・毛利海大投手(3年)の130キロ台後半のキレのある直球や多彩な変化球に翻弄(ほんろう)され、わずか4安打で、2度の3者連続を含む10三振も献上した。7回に1点を返すのがやっとだった。
大崎のエース右腕・坂本安司投手(3年)は立ち上がりから制球が甘く、決め球のカットボールを狙い打ちされた。2回に2点を失った後はなんとか無失点でしのいだが、「初回からコントロールできなくて途中からも修正出来なかった。やってきたことができず悔しい」と肩を落とした。
この試合は昨秋の九州大会決勝の再戦だった。当時は大崎が5-1で福岡大大濠を下して初優勝。ただ、福岡大大濠・毛利、大崎・坂本は控えに回っていて、登板機会はなかった。
そんな因縁の相手にリベンジされ、清水央彦監督(50)は毛利に対して「力対力で負けたと思う。ひと冬越えて(バットを)振れるようになったが、キレがあるのは分かっていたのに対応できなかった」と言い、九州NO・1左腕を攻略できなかった。【菊川光一】

