東海大札幌の最速150キロ左腕、門別啓人(3年)が今夏初登板し、9回4安打14奪三振完封で、3大会連続37度目の南北海道大会出場に導いた。

この日の第1試合で今春の北海道大会を制した札幌第一が敗退。スタンドで見ていた門別は「何が起こるか分からないと思った。初回から全力で行った。指の掛かりが良く、いいボールが投げられた。最後の夏。絶対に甲子園に行きたい」と、強い口調で話した。

NPB9球団のスカウトが視察する中で好投。「プロを目指しているが、意識するとピッチングに影響する。目の前の試合に集中して投げた」と振り返った。