8年ぶりの夏の甲子園を目指す鳥羽(京都)がツイン砲の大爆発でコールド発進した。
圧巻は4番の大堂(だいどう)優人外野手(3年)。2回に満塁本塁打を放つなど4安打でなんと8打点。京都大会1号のおまけ付きに「考えていなかった。うれしいです。8打点はみんながチャンスで回してくれた結果。走者をかえすことだけを意識しました。自分は4番目の打者だと思っています」と高校通算21号を控えめに喜んだ。
京都国際、龍谷大平安などがV候補とされる中で、鳥羽の強力打線は府内で知られていた。大堂とともに松下浩司監督(40)が「打力では抜けている」と評する3番・福井仁外野手(3年)も負けてはいない。中前打、二塁打、2四死球ときっちり仕事を果たし、17得点の猛攻をお膳立てした。
春は4番に座っていた左打者は「後ろに大堂が控えているから3番の方が気持ちが楽です。自分は長打が持ち味ですが、大きいのは狙っていない。一振りで勝利に導くような打撃がしたい。京都では一番の打者でありたいです」とあふれる自信を隠さなかった。
高校通算22本塁打の福井は今秋ドラフトでのプロ入りを強く志望する。そのためには甲子園。「京都で優勝して、全国で名を挙げたい」と野望を抱いている。「メンバー、ベンチ外も含めた全員で甲子園まで行くつもりです」と大堂。次はシード校の西城陽が相手。真価が試される一戦になる。【柏原誠】

