大学日本代表は高校日本代表に快勝した。鈴木英之監督は「(大会前に少し格上のレベルとの試合は)高校生にとってすごくいい経験。だからうちの大学生にも必ず本気でやりなさい、お祭りじゃないからねと。台湾で彼らが優勝するためのゲームですから、本気で圧倒的な投球と圧倒的な攻撃力を見せてあげるのが彼らに対しての(誠意)。本当は0に抑えたかったが、想像以上に高校生のスイングが良かった」と全力で挑んだ結果を振り返った。

高校日本代表の先発・織田翔希投手(3年=横浜)を攻め立てた。初回から156キロを連発しアクセル全開の織田に対し2死から中前打で出塁すると、渡部海捕手(4年=青山学院大)が中堅への適時三塁打で先制に成功。さらに2回1死から右前打、続く小林隼翔内野手(3年=立教大)に左翼越えの2ランホームランが飛び出すと、その後も3連打で3得点など2回だけで5点を追加した。それでも鈴木監督は織田について「やっぱり球の強い球はありました。まだまだあれで高校生と思ったら恐ろしい。完成度というか投球としてはこれからだとは思いますけど、スケールというか。変化球でもカウントをポンポン取れますし、ちゃんと指にかかった球というのは大学生の中でも一流レベルに入るぐらいの球はあった」と絶賛していた。

投げては先発の猪俣駿太投手(4年=東北福祉大)が、初回2死から味方失策が絡み1点を失うも、冷静に後続を仕留め最少失点で抑えた。2回からは細かい継投リレー。7回からは鈴木泰成投手(4年=青山学院大)が圧巻の投球で2回を完全に抑えると、最終回は二刀流の中山優月内野手(4年=大商大)が2死から安打を浴びるも最後は空振り三振で締めた。

このあと秋のリーグ戦、そしていよいよドラフトを控える大学日本代表選手ら。鈴木監督は「みんなそれなりに力は出し切ってくれたかなと思います。鈴木泰成も2イニングしっかりと、足元が悪いなかでも安定感抜群に投げてくれた。今年のチームを象徴するような榊原、渡部の3番、4番がやっぱり打線の中心で、今日も良く打ってくれたんで。秋のリーグ戦しっかりとけが無く活躍してくれたら、いい結果になるんじゃないかなと思います」とエールを送った。

【U18】横浜・織田翔希、156キロも2回6失点 高校日本代表vs大学日本代表/速報中