阪神上本博紀内野手(28)は意地の今季1号を決めた。6点ビハインドを背負った7回2死一塁、右腕笠原の内寄り135キロ直球を鋭く振り抜いた。打球はきれいな弧を描いて楽々左翼席へ。反撃の2ランは12打席ぶりの安打でもあった。
昨季は極端にバットを短く持ち、131試合出場で打率2割7分6厘、7本塁打とブレーク。今季は体調、状態によって試行錯誤を繰り返しながらも以前よりバットを長めに持っている。「(考えは)いろいろあるけど、その時その時でしっかりやるだけです」。詳細を明かすことはなかったが、長めに持ったバットを1年間振り続けることから進化を図っている。
オープン戦打率3割1分1厘でシーズンインしたものの、ここまで打率1割7分9厘と本来の実力を発揮しきれていない。11打席ノーヒットのトンネルを脱出。豪快な1発を浮上のきっかけにしたいところだ。



