巨人が、前レイズのフアン・フランシスコ内野手(27)の獲得に向けた調査を本格化していることが分かった。ドミニカ共和国出身の左打ちで、メジャー通算404試合に出場し48本塁打を放っている。5日にレイズからフリーエージェントとなり、交渉が可能となった。長打力に着目した球団はリストの上位に置き、長期にわたって動向を注視していた。メディカルチェックなどで問題がなければ、来週中にも契約合意に至る可能性が極めて高い。

 開幕直後、一塁に転向した阿部がチーム事情により捕手に復帰。打撃に注力させるためのコンバートだったが、攻守の要に戻ったことで負担が増加している。右太ももを肉離れした相川は復帰まで一定の時間を要し、阿部に頼るウエートは変わらずに高い。三塁手の村田、来日2年目のセペダは打撃が本調子に遠い。アンダーソンは昨オフ手術した左肘は回復したものの、下半身に不安を覚え、調整ペースがやや落ちている。

 中軸を担え、かつ三塁、一塁と内野守備をこなせる強打者は、現在の補強ポイントにぴたりと合致する。フランシスコの加入が実現すればチームのバランスが整う。

 ◆フアン・フランシスコ 1987年6月24日、ドミニカ共和国生まれ。04年にレッズ入りし09年に初昇格。ブレーブス、ブルワーズを経て昨年4月ブルージェイズに移籍、昨季106試合で打率2割2分、16本塁打、43打点。オフに自由契約となりレイズとマイナー契約を結んだが放出された。メジャー通算404試合で2割3分6厘、48本塁打、152打点。188センチ、111キロ。右投げ左打ち。昨季推定年俸135万ドル(約1億6200万円)。