日本ハム大谷翔平投手(20)が、無傷の開幕4連勝でチームの連敗を止めた。

 楽天戦(コボスタ宮城)に先発し、4安打7奪三振で今季初完投が完封勝利。課題だった立ち上がり、1回2死一、三塁のピンチを乗り切ると、140キロ前後の高速フォークを低めに集め、波に乗った。

 好守にも支えられ、8回無死二、三塁の最大のピンチを切り抜け、111球の快投劇。屋外球場では通算15試合で8勝無敗となり、今季初の連敗を喫していたチームを救った。

 屋外球場は通算15試合で8勝負けなし。開幕から4連勝で初の月間MVP獲得も視界にとらえた。「いい部分も悪い部分も出ていた。しっかり(課題を)埋めていければいいです」。

 ◆日本ハム大谷がコボスタ宮城で今季初完封、屋外球場では無傷の8連勝となった。屋外は13年6月18日広島戦(マツダ)から通算15登板(うち14先発)で、大量失点の試合もあったが通算防御率は2・19。