日本ハムの本拠地最終戦セレモニーが、中嶋聡捕手兼任バッテリーコーチ(46)の引退セレモニーに変わった。

 試合終了後、選手が整列しスタンドへあいさつ。栗山英樹監督(54)がマイクを通じ「本人のたっての希望で『この大事な時期、チームに迷惑をかけたくない、言わないでください』と、中嶋選手らしい言葉がありましたが…そんなわけにはいきません」と、サプライズ演出で引退を発表。阪急時代の先輩、山田久志氏(67)、日本ハムで名コンビとして活躍したマイケル中村氏(39)も駆けつけ、記念パネルや花束が手渡された。

 ファンへ向けてあいさつを求められた中嶋兼任コーチは「29年間という長い間、野球選手をしました。1つも悔いはありません。やり尽くしました。いろいろな人と会いましたが、人に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです」と謝辞を述べた。さらに「最後に、僕を福岡に連れてってください。そして、日本シリーズまで連れてってください」と、ポストシーズンの躍進のため、チームメートの奮起を促していた。