日本ハム大谷翔平投手(21)が新人へ、“プロ攻略”マニュアルを明かした。24日、千葉・鎌ケ谷での秋季練習第3クールがスタート。ブルペンでの投球練習やティー打撃と、「二刀流」メニューをこなした。22日に行われた今年のドラフト会議では、1位の明大・上原健太投手(22)ら8人が指名を受けた。大谷は自身が新人だった2年前を回顧し、実体験100%のアドバイスを送った。

 大谷 (現巨人の)矢貫さんに2回あいさつしたりとか。みんなサングラスをかけていたり帽子をかぶっていたりすると、分からないんですよね。

 ルーキーだった13年。あいさつ回りに奔走した中で、同じ投手陣の先輩に2度、あいさつしたことを告白。そこから心得を導き出していた。「2回言っても、いいんじゃないかと思います」。恥を恐れず、積極的にあいさつする姿勢の大切さを説いた。

 プロ入りが決まった後の行動にも、大谷流の心構えがあった。

 大谷 プラスになるようなことをやればいい。遊ぶのも、練習するのも自由。どれが正しいとかはないと思います。ぼくはずっと練習してきたけど、遊んでうまくなるなら、そうしますしね。

 繕うことのない21歳の等身大の言葉で、新たなチームメートを歓迎した。ひと通り話し終えると一言、付け加えた。「僕は1年目にすごかったわけではないので」。飽くなき向上心は、4年目の来季も燃やし続けている。【田中彩友美】