東京6大学リーグの早大は21日、東京・東伏見の球場を「安部磯雄記念球場」に変更する命名式を行った。

 その後に行われた大学生、社会人の混成チームによる全早慶戦は、3-2の逆転で勝利。

 “新球場”1号となる同点ソロと勝ち越し適時二塁打を放った熊田睦内野手(2年=早実)は「光栄なこと。まさか打てるとは思わなかった」と喜んだ。

 高橋広監督(60)は「記念すべき試合を取れたのは、意義あること」と話した。

 安部磯雄氏は早大の初代野球部長で、今年が生誕150年に当たる。この日は孫の幾雄さん(78)が始球式を行った。