楽天松井裕樹投手(20)が、来季も守護神続投となる可能性が高まった。

 梨田監督が挙げていた先発復帰の条件は「30~40セーブできる救援投手の補強」。米ウインターミーティングから帰国した球団関係者は「獲得は投手1人、野手1人の見込み」と話し、現在は先発型のジェーク・ブリガム投手(27=ブレーブス)と合意間近。11月に獲得した160キロ超右腕リズはセットアッパーでの起用が濃厚。梨田監督は「リズは先発も後ろもできるが、後ろなら7~8回。9回を任せることはないと思う」と構想を明かし、新守護神不在の状況が続いていた。

 外国人野手は、今季メキシカンリーグMVPのジャフェット・アマダー内野手(28)、レッドソックスからFAとなったカルロス・ペゲーロ外野手(28)らと交渉中。4番を託せる大砲の獲得を目指している。