上積みなしでも大満足! 中日平田良介外野手(27)が20日、名古屋市内で2度目の契約交渉に臨み、初回提示と同じ2300万円増の年俸7000万円でサイン(金額は推定)。球団側に査定方法の明確化や環境の改善などを求め、一定の確約を得たことが決め手になった。

 新キャプテンらしく主張を貫き、自らは引いた。選手やシーズンによって査定方法が変わったり、分かりにくいと主張してきた。「金額が変わらないことは分かっていた。来年から改善してもらえればいいと思い、代表の方から(改善すると)言ってもらえた。しっかり話ができたので、僕は今までで一番いい契約更改ができたと思っている」と満足そうに話した。

 本音では金銭面の不満も残るだろうが、それ以上にチームがいい方向に行くことを願う。すでに着手しているナゴヤドームのマウンドやフェンスの改善についてや、ナゴヤ球場のロッカー環境など、ナインから聞いていた意見も伝えた。その後控えていた地元テレビの生出演に遅れてまで「なあなあ」の交渉は嫌った。「チームを引っ張る立場になったので球団に意見することも大事。(条件的に)契約したくないのに契約するケースが減ることを願います」と話した。中日は全選手が契約を終了した。【柏原誠】