阪神梅野がマルチ安打で復活をアピールした。8番捕手で3回に野上から三塁線を破る二塁打を放つと、5回は中前にクリーンヒット。「しっかり振れて良かったと思います」。2割だったオープン戦打率を4割2分9厘まで引き上げた。

 調子を取り戻そうと始動を早めてみた。「早めにタイミングを取って、ボールを長く見ようと思いました」。相手投手に差し込まれるケースが目立った反省を生かし、2本とも会心の一撃。パンチ力が売りの正妻候補が、出遅れを取り戻し始めた。

 金本監督は「あいつも読めんね。ザ・梅野だから」と独特の表現で評価。「こっちも一安心。2本ともいい当たりだったし」と上昇気配に目を細めた。

 レギュラー争いは岡崎、小宮山にリードされた感もあるが、まだまだこれから。「2本出たけど、続けていくことが大事」と逆襲を誓った。