中日ドラフト1位小笠原慎之介投手(18=東海大相模)の開幕2軍スタートが濃厚になった。17日、DeNA戦(ナゴヤドーム)に7回から2イニングを2安打無失点に抑えた。キャンプ中の練習試合を含め、初めて実戦で複数回を投げ「ゼロで抑えられたのは良かったけど、課題をなくしていきたい」と振り返った。
高卒ルーキーに首脳陣の期待は大きい。谷繁監督は「いずれ(戦力として)なると思います」と話し、先発投手として育てる方針。1軍経験を積ませるため、オープン戦の最終戦となる21日ロッテ戦(ナゴヤドーム)に登板する可能性もあるが、その後は2軍で先発登板を重ねる見込み。6日のヤクルトとのオープン戦では先発したが、1イニングのみ。今後はイニング数を伸ばしていく中で結果を残し、1軍の先発マウンドを目指すことになった。
小笠原本人も先発で活躍するために、投球の幅を増やしている。この日は新たなカーブを初披露。湘南クラブボーイズ時代のコーチに教わった握りで、高校時代は封印していた「ハンマーカーブみたいな」ものという。年明けの新人合同自主トレのキャッチボール中に試し、前日16日までの2日間のブルペンで本格的に挑戦。「思いついたらすぐやってみようかなと」と、この日に投じたという。ストライクも取り「初めてにしては良かった」と手応えを感じていた。
伸びしろは計り知れない。「開幕1軍」を目標に掲げてきたドラ1左腕だが、大きく羽ばたくためにファームで先発の経験を積む。



