広島県がん検診啓発特使を務めるデーモン閣下が始球式に登場した。

 5年連続5度目の大役だったが、投球は巨人立岡の後ろに大きくそれた。捕手磯村も捕球できないゴロ投球に「ギリギリまでカーブを投げようか迷ったが、距離があった」と悔やんだ。

 広島を人間界の故郷とするだけに「怖い交流戦が待っている。いま一度、自分たちのいいところと悪いところ見つめ直して6月に臨んでもらいたい」と好スタートにも愛のある厳しいエールを送った。