日本ハムが「平成のON」の活躍を起点に試合を振り出しに戻した。

 2点を追う4回。先頭で3番大谷翔平投手(22)が四球で出塁。続く4番中田翔内野手(27)が左翼線へ痛烈な打球を運ぶと、一塁走者の大谷が快足を飛ばして一気に生還し、適時二塁打となった。1点を返し、なおも2死一、二塁から市川友也捕手(31)の右前打で、今度は二塁走者の中田が全力疾走で同点のホームを踏んだ。同点打を放った市川は「ここずっと足を引っ張っていたから、いいところで打ててよかったと思います。同点に追いつきましたけど、ここからが大事だと思うので引き続き頑張ります」と、気を引き締めていた。