阪神青柳晃洋投手(23)が、キャンプ2度目のブルペン入りで、他球団007の度肝を抜いた。88球投げた中でスーパークイックも披露。投球開始から捕手捕球時まで最速で0・8秒台を計測した。

 青柳 今日は調子が良かったです。まとまってきた。クイックでも球速が落ちなくなってきたのでそれがすごいいいかなと思う。

 あまりの速さを信じられないのか、投球を見守ったDeNAを除くセ4球団のスコアラーが、何度もストップウオッチを見返していた。昨年リーグ最多の118盗塁を記録した広島の玉山スコアラーが「走れる走れないはタイムだけではないけれど、速いのは速い」と話せば、巨人吉原スコアラーも「速い。プロでもトップクラス。1・1秒を切ってくれば相当速い」と絶賛した。

 捕手の後ろから投球を見届けた金本監督も「(制球力は)試合になってみないと分からないけど、球威自体は1秒を切るようなクイックでも全然落ちない。身体能力だよ、彼の」と、先発ローテの5番手として期待を寄せる変則右腕の進化に頬が緩む。クイックに課題のあった昨年は、広島戦での登板を回避し続けてきた。だが、スーパークイックを習得した今、開幕広島3連戦で登板の可能性も広がってきた。