オリックスのドラフト2位黒木優太投手(22)がプロ初勝利を挙げた。

 2-2の8回、エース金子の後を受けて2番手でマウンドへ。6番中村晃、松田、上林と好打者を3者凡退で仕留め、その裏の大城の勝ち越し犠飛を呼ぶ攻撃につなげた。

 150キロ超の剛球を武器に、新人ながらセットアッパーに君臨。今季15試合目の登板で転がり込んだ白星に「素直にうれしいです」と照れ笑いした。

 防御率は0・60。驚異的な安定感だが「もっと減らすように頑張ります」とスタンドのファンを盛り上げ、初勝利のボールについて、どうするか問われると「え~…、あとで考えます」と初々しかった。