広島が同点の8回、新井の勝ち越し打など打者12人の猛攻で8点を奪って突き放した。

 さらに9回にも3点を加え、今季最多14得点で阪神に勝ち越した。貯金を今季最多24に増やし、2位阪神とのゲーム差は9に広がった。広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -終盤に阪神を突き放した

 緒方監督 マテオから点を取れたのは大きかった。中盤以降、勝負の分かれ目で相手の流れを(中田)廉が止めてくれた(6回無死一、二塁から登板して無失点)。あの投球は大きかった。新井の2打点(6回の同点犠飛と8回の決勝打)。あの2打点が大きかった。

 -積極的な走塁が多くあった

 緒方監督 普通にやってくれている。当たり前の走塁をしただけ。

 -1点を勝ち越した直後、8回1死二塁から代走野間の好走塁もあった

 緒方監督 それは(河田三塁)コーチの判断。すごくいい判断をして回してくれた。選手の走塁も考えてのこと。選手はしっかりと自分の役割を果たしてくれた。