ソフトバンク4位の国士舘大・椎野新投手(22=村上桜ケ丘)が6日、同大の東京・世田谷キャンパスで、荒金久雄スカウト(39)らから指名あいさつを受けた。

 最大の武器は195センチの長身。今ドラフトの指名選手では最長身で、日本人選手では阪神藤浪の197センチ、広島アドゥワ誠の196センチに次ぐ。自らも「身長から投げ下ろすストレートと多彩な変化球」と、長身を利した特長をセールスポイントに挙げた。

 東都2部で4年間を過ごしたが、一線級で活躍する好選手とも対戦した。再戦を熱望するオリックス吉田正(青学大)には2年秋、0-0の延長10回に決勝ソロを浴びた。「カウント2-3から、初見の外角低めフォークをライナーで逆方向に打ち込まれました。これがプロに行く選手だと思った」。まずは目標の先発ローテーションに定着し、雪辱のチャンスを待つ。