セ、パ両リーグは7日、5月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。セ・リーグの打者は、中日の新外国人ソイロ・アルモンテ外野手(28)が初受賞した。打率3割7分1厘で、リーグトップの36安打。出場25試合中23試合で安打を放つなど、複数安打は10度記録した。中日の打者では17年5月のビシエド以来の受賞となる。

 セの投手は広島大瀬良大地(26)がプロ5年目で初受賞した。4試合に登板して無傷の4勝。2完投とチームが首位を走る原動力となった。広島投手の受賞は16年6月の野村祐輔以来2年ぶり。

 パ・リーグの打者は、ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が昨年6月度以来5度目の受賞。41安打、8二塁打、74塁打、打率3割8分7厘、長打率6割9分8厘、得点圏打率4割3分3厘がリーグトップだった。先制打が6本、勝ち越し打が3本、同点打が1本と合計10本の殊勲安打を放っていた。

 パの投手部門は楽天岸孝之(33)が4年ぶり3度目の受賞となった。5試合に先発し3勝0敗。防御率1・35、投球回40、奪三振37がリーグトップだった。西武時代の08年8月度、14年5月度に続いて4年ぶり3度目の受賞となり、楽天移籍後では初の受賞となった

 いずれも賞金30万円と記念盾、トロフィーが贈られる。