中日与田剛新監督(52)が15日、名古屋市内で就任会見を行った。3年契約の年俸1億円(推定)で背番号は未定。チームは2リーグ制以降球団最長となる6年連続でBクラスに低迷するが、かつての剛球ストッパーは強気だった。「優勝、それだけを目指して戦っていく。不安もあるが自分の力を出し尽くしたい」「驚かせるチームを作りたい」と力強く言い切った。

与田新監督は今後は秋季練習を視察予定で、25日のドラフト会議では自らくじも引く。「それ(ドラフト)が初仕事なら手を洗って消毒して、願掛けして臨みたい」と笑顔。1位指名が決定済みの大阪桐蔭・根尾について「テレビで見て、いい顔しているなと。スーパーマンに見える。走攻守がしっかり出来ている印象。二刀流が実現できれば楽しみにしてもらえる」と待ち遠しそうだった。