日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が2日、ドラフト1位、金足農(秋田)吉田輝星投手(18)の“教育係”に立候補した。秋季キャンプ中の沖縄県国頭村で、注目ルーキーについて「ビシバシやりますよ」とニヤリ。自らの体験を振り返り、プロ1年目の助言を授けるとともに「ちょっとは僕の仕事も楽になるかな」と、冗談っぽく下心ものぞかせた。

◆日本ハムの教育係 これまで、ダルビッシュ、中田、大谷、清宮と、高卒で多くの注目選手が入団。正式な教育係というわけではないが、08年入団の中田を積極的にサポートしたのがダルビッシュ(現カブス)だ。千葉・鎌ケ谷の2軍施設でノックを打ってあげたことも。13年入団の大谷には、今季限りで現役を引退した大嶋が、練習の行き帰りと道中を付き添った。清宮の教育係を務める平沼と郡は、現在行っている秋季キャンプ中も宿舎で同部屋。新人に課される仕事を教え、手伝いながら、絆を深めている。