侍ジャパンが2試合連続の逆転勝ちで、対戦成績を4勝1敗として、勝ち越しを決めた。

稲葉篤紀監督(46)は「まずは投手陣。点は取られているが、最少失点に抑えてくれている。打者も粘り強く何とか後ろにつなごうという気持ちがひとつになって逆転劇を生んでいると思う」と言った。

4点を追う7回に甲斐の適時打、敵失、代打山川の2点適時二塁打で追い付き、8回は再び甲斐の適時打で勝ち越した。

稲葉監督は「五輪に向けて、プレミア12をまず頭において日米野球を過ごしてほしい中、緊張感の中、体は緊張しても頭の中を整理してプレーしている。準備をしっかりしてくれている。選手の適材適所を見ているが、頼もしい選手ばかり。今後、悩み続けると思う」と、選手選考に苦しむほどの活躍を喜んでいる。