東京6大学連盟は20日、都内でドラフト指名を受けてプロ入りする選手らに向けて研修を行った。お金の管理や税金、法律などについての研修会で、ヤクルト2位の法大・中山翔太内野手(4年=履正社)、楽天6位の明大・渡辺佳明内野手(4年=横浜)、ロッテ3位の小島和哉投手(4年=浦和学院)らが出席した。約2時間半にわたる講義を受けた中山は「お金との関わり、初めて聞いた言葉もあって勉強になった」と振り返った。渡辺佳は熱中して聞き入ったという。「これからは自分で働いていく。その上で、すごくためになった」とプロ野球生活を見据えた。小島は「まだ自分で稼ぐ実感が湧かないが、先輩たちから『お金はためておけ』と言われた。今はそれより卒論のことでいっぱいいっぱいですが…」と苦笑いした。