西武川越誠司投手(25)が21日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、200万円ダウンの年俸760万円でサインした。また、背番号が26から、来季は72に変更される。

今年9月に外野手転向が決まった。大学時代は野手としての評価も高く、3年目で決断した。「投手では、なかなか結果を出せなかった。球団の方にも、投手、野手、両方で見ていたと言っていただいたので、すんなり転向できました。まずは野手としての体づくりをしっかりやって、あとは技術練習をして、3年間の後れを取り戻せるようにしたい」と意気込みを語った。

秋季キャンプは西武第2での残留組に参加した。嶋2軍打撃コーチも、プロに入って投手から野手に転向した。「嶋コーチからは『自分も同じ境遇だった。しっかり指導していくよ』と言っていただきました。心強いです」と感謝した。

減俸となったが「きっかけをもらえた。取り返していこうと思います」と、最後まで前向きに話していた。(金額は推定)