東京6大学野球リーグ・明大の今季ユニホームに伝統の「イノシシワッペン」が復活することが14日、決まった。約170人が出席した同校野球部OB総会で善波達也監督(56)が提案。全会一致で承認された。イノシシワッペンはユニホーム左袖につき、現在左袖にある校章ワッペンが右袖に移る。

明大野球部を37年間率いた島岡吉郎元監督(享年77)の干支(えと)に由来してユニホーム左袖につけられ、同氏が1989年(平元)に死去した後に外れていた。懇親会では善波監督が、3つのサンプルを持って「どれがいいですか?」とOBたちにアンケート。「強かった世代のOBにはこれが人気だったね」とB案(写真)を示した。1月中には1つに絞られ、今春リーグ戦でお披露目になる。