阪神近本が3回、一時勝ち越しの6号ソロを放った。ここ10試合で打率6分7厘と不調だったが、17日に矢野燿大監督が出した“はい上がれ指令”に23打席ぶりの安打となる会心弾で応えた。

矢野監督の一問一答は以下の通り。

-メッセンジャーが粘りの投球

前回も、ずっといい投球をしてくれて、その粘りをすごく出してくれている。何とか勝ちがついてこないとなかなかムードとして乗ってこない。打線と守備をしっかりやっていきたい。

-倉敷での一戦

岡山はタイガースファンが僕らに熱い声援を送ってくれる地域。勝てなくて申し訳なかったですけどね。この悔しさを明日以降につなげていきたいですね。

-守屋もずっと無失点で抑えて頑張ってきた

いつかは打たれるけど、アイツも緊迫した場面はだいぶ経験できてきている。回がどんどん進むにつれて中継ぎ投手は1球の重みとか、プレッシャーとかが変わってくる。こういうところで投げられたのはプラスだけど、こういう場面で抑えられるのが、また、自分の立ち位置を確立することになる。こっちとしてはああいうところで抑える投手になってほしい。

-近本はキッカケの一打になるか

何がキッカケになるか、俺らも分かりにくい。ファウルだったり、空振りでもこんな感じだったかなと思うこともある。人によるからちょっと分からん。打率がぐっと上がっていったときはいやらしいヒットが多かった。相手にとって嫌なのは出ること。そこも期待したい。