新潟出身のソフトバンク椎野新投手が、余震が続く故郷の思いを胸にマウンドへ上がった。

1点差の7回に3番手として登板。先頭打者に四球を与えるなど、2死一、二塁のピンチをつくったが、3番雄平を外角146キロ直球で見逃し三振に仕留め無失点で切り抜けた。「今日は何が何でもゼロで抑えたかった。今はゼロで抑えることが僕にできること。少しでもいいニュースを届けたい」と前を向いた。