2019年日本生命セ・パ交流戦の最優秀選手賞(MVP)にソフトバンク松田宣浩内野手(36)が決まり26日、ヤフオクドーム内で受賞会見を行った。

松田宣は全18試合に出場。15試合で安打を放ち、打率3割4分8厘、23安打、7本塁打の数字を残した。特にヤクルト、巨人との6連戦(神宮、東京ドーム)では6戦連続安打、3本塁打、8打点と活躍。チーム8度目の優勝をけん引した。

「こういうMVPとか獲ったことがないので、素直にうれしい」と松田宣は笑顔をみせた。200万円の賞金については「スタッフのみなさんに何かできればいい」と話した。

交流戦前までは打率2割7分4厘となかなか波に乗れなかった打撃だが、「(交流戦は)積極的にスイングすることを心掛けた」と積極打法で調子をつかんだ。もちろん、リーグ戦再開に向けチームを引っ張るつもりだ。「交流戦の優勝を機にチームが独走できるように頑張っていきたい」と得意の「熱男!」ポーズで締めくくった。