中日松坂大輔投手(38)が4度目実戦登板へ順調な仕上がりを見せた。3日、ナゴヤ球場での居残り組練習に参加した松坂は、キャッチボールで調整。ノック後にはキャッチボールを“おかわり”して5日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(オセアンBS)先発へのコンディションを整えた。

前回6月21日の同広島戦(ナゴヤ)では6回108球を投げ、7安打2失点と試合を作った。約2週間空いた4度目実戦に向けて「(回数、球数とも)特に言われてません。投げられるだけ。(体調は)普通です。(追加のキャッチボールは)投げ足りなかったのでやりました」と、松坂は笑顔をのぞかせた。

春季キャンプで右肩の炎症を起こした松坂は、別メニューでリハビリを継続してきた。5月28日の同ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で今季初実戦登板してから3試合12イニングを投げ防御率2・25。5日の先発は、後半戦での1軍復帰を占う登板になる。