阪神木浪16日スタメン抜てき CS圏内へ起爆剤

阪神矢野燿大監督(50)が16日の巨人戦で木浪聖也内野手(25)のスタメン抜てきを明言した。

前日14日中日戦は代打安打が猛攻を呼んだほか、本塁打を放つなどラッキーボーイとして躍動した。同じくルーキーの近本光司外野手(24)も好調を維持。3位広島と4ゲーム差で、クライマックスシリーズ(CS)進出も正念場だ。フレッシュコンビで、勢いをつけたい。

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試練の長期ロードも残り3カード。「エンジンをかけたいか」と問われた矢野監督は間髪入れず「そらかけたい。めちゃめちゃかけたい」と意気込んだ。

打線に起爆剤を投入する。中日3連戦は今季最長の24イニング無得点の憂き目にあった。窮状を打開すべく、白羽の矢が立ったのは木浪だ。指揮官は「昨日(14日)みたいのを見せられたらねえ。休み明けは使うと思う」。16日巨人戦でスタメン起用する方針だ。

前夜はドラフト3位ルーキーの意地が光った。3点を追う5回2死走者なしで右前打を放つと、打線に火が付いた。6連打で5得点。6回には右翼席へ本塁打。今季巨人戦は対戦打率1割8分5厘だが菅野から2本塁打を放った実績もある。何より、いまは試合前練習から強振して、捉える打撃が際立っており、期待感は高まる。

この日は名古屋から東京に移動。「与えられたチャンスをつかめるように。結果だけを求めて」と語気を強めた。同期のドラフト1位近本も調子が上向く。開幕戦は1、2番を組み、5月に躍動した「キナチカ」の再現が理想だろう。前夜も2人で得点を奪い、反撃のノロシを上げた。近本もコンビ再結成を歓迎。「それは思います。貴重な追加点を取ってもらったり、その後、僕も続きたいと思っていたので」と話した。

近本も発奮材料は多い。巨人戦は打率2割6分2厘。アーチを放てばセ・リーグ全球団制覇だ。チームは首位巨人に6勝10敗。CS圏内を目指す上で、今後を占う重要な3連戦だ。

その他の写真

  • 14日、中日戦で本塁打を放った木浪
  • 新幹線で東上する矢野監督(撮影・加藤哉)
  • 名古屋駅に到着し新幹線で東上する近本(撮影・加藤哉)