阪神大山悠輔内野手が意地の適時二塁打だ。3点リードの8回。無死一、二塁で4番手斎藤の143キロ直球を右中間へ運んだ。6回の第3打席では同じ無死一、二塁にサインは送りバントだった。

2度目は得意の初球をたたき、バットで示した。「明日も頑張ります」と力強く残し、球場を後にした。矢野監督は復調気配の大山に「(練習では)兆しというか、迷っているところから1歩2歩、前に進み出している状態。悠輔にとって大きな1本」と評価した。